シール強度試験機

密封強度試験では、密封の機械的強度を評価し、そのパッケージの寿命がある間、適切に密封を保持できることを保証します。こちらに、2つの基本的な密封強度試験をご用意しております。引張強度試験(ASTM F88) と、破損やクリープ試験(ASTM F1140 & ASTM F2054)

ASTM F88 を基本とした、密封強度試験条件

1インチ幅のサンプルは、シール部に対して垂直に切断され、本機器のグリッパーに設置した時、一定速度(通常は12インチ/分)で引き離されます。密封された2つの基盤が離れるのに必要な力が測定され、x lbs/inch幅として報告されます。

ASTM F88 -- 柔軟な遮断性素材の密封強度を測る標準的試験法

破損やクリープ試験条件は、ASTM F1140とF2054 の条件を基本としています

LSSD-01 漏洩密封試験機は、柔軟なパッケージ類、無菌パッケージ、プラスチック製の盗難防止フタ、柔軟なチューブ類、キャップや他素材の、密封性能、密封品質、破損時圧力、圧縮抵抗、ねじる力、また接合/離すの力の、専門的な定量測定に使用されます。

  • 破損試験:パッケージを空気で満たして破裂させ、最後の圧力を測定します。この方法は、未制御のパッケージや、制御済のプラストで使用され、あらゆる圧力がかかった状況のパッケージをシュミレーションできます。
  • クリープ試験:一定の圧力でパッケージを膨らませてから、パッケージへの圧力が特定時間耐えられたかを確認します。推奨圧力は、ASTM F1140に示された破損圧力の約80%です。

ASTM F1140 --未制御の医療用部品の、内部圧力による破損の抵抗力を測る、標準的試験法
ASTM F2054 -- 制御済内部プレート内で空気圧を用い、柔軟なパッケージシールの破損を試験するための標準的試験法

C660M 漏れ&密封強度試験機

C660M漏れ&密封強度試験機は、さまざまな柔軟包装、無菌包装、プラスチックの不正開封防止クロージャー、柔軟チューブ、キャップ、その他の材料の密封強度、密封品質、破裂圧力、密封の完全性、圧縮抵抗、ねじり力、接合/解放力の定量を高度に測定できます。